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テクニカル分析入門

ケルトナーチャネル

ケルトナーチャネルとは

ケルトナーチャネルはシカゴ穀物貿易業者のChester W. Keltner氏によって開発されたトレンド系のテクニカル指標です。2本の上下バンドと単純移動平均線で構成されます。中央の線は10日間の単純移動平均線で、上下のバンドは以下の計算式で求められます。

  • 平均値:(高値 + 安値 + 終値) ÷ 3
  • 移動平均値:高値から安値を引いた10日間の単純移動平均値
  • 中間移動平均値:平均値を使った10日間の移動平均値
  • アッパーバンド:中間移動平均値 + 移動平均値
  • ロウワーバンド:中間移動平均値 - 移動平均値

ケルトナーチャネル

その後ケルトナーチャネルは改良され今日に至っています。SMA(単純移動平均線)からEMA(指数平滑移動平均線)に変わり、期間は10日間から20日間、移動平均値はATR(アベレージトゥルーレンジ)に乗数1.5をかけた値に変更されました。これにより、旧来のケルトナーチャネルよりも、より精度の高い指標となりました。

ケルトナーチャネルの見方

上部バンドを上抜けた場合は上方への強いトレンドが発生しているとし、中間線をサポートとしてトレンドフォローします。一方、下部バンドを下抜けた場合は下方への強いトレンドが発生しているとし、中間線をレジスタンスとしてトレンドフォローします。

近年では、ATRを極端に越える価格変動が出現したタイミングでトレンドが発生したと捉えることもある様です。ATR = 2.5とした場合、バンド内に収束する確率は95%ですので、バンドを越える値動きを狙います。

POINT
ケルトナーチャネル単体での信頼性はあまり高くないとされています。多くはRSIなどのオシレーターと併用して分析しているようです。
まとめ
ケルトナーチャネルはトレンド発生の有無を判断したり、エントリーのタイミングを判断したりする上で活用されるテクニカルです。ただし、トレンドが終わりそうなタイミングでは、明確な初期警告を発しないテクニカルですので、注意が必要です。

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