テクニカル解説集

シャンデモメンタムオシレーター

ペンタゴンチャートなど著名アナリスト監修ツールは本番口座でご利用いただけます。
著名アナリスト監修の関連書籍はこちら

シャンデモメンタムオシレーターとは

シャンデモメンタムオシレーター(以下、CMO)は1994年にTushar S. Chandeが発表したオシレーターです。RSI(相対力指数)と比較されることが多く、共通点も多いとされています。RSIと異なる点は、RSIが得意とする「買われすぎ」、「売られすぎ」の判定だけでなくトレンドの強弱を知ることができます。

CMOの計算式は、以下のようになります。

CMO(N) = (CMO1 – CMO2) ÷ (CMO1 + CMO2) × 50 + 50
N = 指標の設定期間
CMO1 = N日間で前日比プラスとした日の値幅合計
CMO2 = N日間で前日比マイナスとした日の値幅合計
RSIとの違いは、指標の設定期間による平均値をとるのではなく、定数「50」を加算していることです。これにより、前日比プラスとした日の値幅合計がマイナスの日を上回ればCMOの値は50を上回り、その逆ならば50を下回ることになります。

シャンデモメンタムオシレーターの見方

基本的にはRSIと同じ見方をしますので、50を越えていれば買われすぎ、-50を下回っていれば売られすぎと判断します。CMOの値が100に近い程上昇トレンドが強く、-100に近い程下降トレンドが強いと見ます。ある期間中の変動幅の中で、上昇幅の合計が下降幅の合計を上回った分が上昇圧力、下回った分が下降圧力と判断します。

POINT
シャンデモメンタムオシレーターと9日間単純移動平均線を組み合わせて表示させることで、買いと売りのタイミングを計る手法も登場しています。他のテクニカルと比較すると、敏感に反応できるオシレーターの様です。ただし、その分騙しに弱い傾向も見受けられます。

ペンタゴンチャートなど著名アナリスト監修ツールは本番口座でご利用いただけます。
著名アナリスト監修の関連書籍はこちら

FXの基礎知識のトップに戻る

ページトップへ